【そうか、だから銀ではない金なのだ。】
「金曜日」
金曜日（きんようび）は、木曜日と土曜日の間にある週の1日。週の始まりを日曜日と考えると6日目、週の始まりを月曜日と考えると5日目となる。
そうである
そうなのだが
私は生まれてきて1日も金曜日を拝んだ事がなかった
今まで私の金曜日はなんだったのか
金となのって良かったのか？
いや、銅である
しかもよく見たら青く錆びている
銅曜日である
いや、少し錆びてる銅曜日である
まだ、義務教育時代
高校生時代の金曜日はまだ
金にはほど遠いが
それに近い
感覚があった
銀くらいであろうか
今までは銀曜日だったのだ
私が金曜日だと思っていたものは
学生時代の時なんて最悪である
なんの苦労も
勤労もしてない
金曜日という名の平日は
他の日同様なんの価値も生み出さないまま
過ぎ去っていく
金？
ふざけんな
アルミである
(アルミ派のみなさんごめんなさい)
アルミ曜日であった
そんな月火水木アルミを過ごしていた僕、
しかし先週のアルミ曜日
ついに金へと昇華したのだ
そう
生まれて初めて金曜日を拝んだのである
そう、
金の曜日を....
(1)
これが、金か
これが金の持つ力なのか
なんという力。
凄まじい、今までに体感した事がない
この感じ
自然に笑みがこぼれ落ちやがる
この感覚
あれだ、男特有のあれだ
そう、あれなのだ
あの
脱力感というか
重労働の割に
なぜかそれがみょうに気持ちよく
そして少し眠たくなり
白いキャンバスに
絵の具を散らした瞬間の
煩悩が一瞬にして消え去り
全てを許したくなる
あの賢者のような
そう賢者のような感覚になるあの時間
そう、あの感覚
僕は何を話してるのかさっぱりよくわからないが
賢者のような感覚も書いてて
よくわからず書いてるが
ようは
・開放感
・爽快感
・満足感
どれをとっても他の曜日の比ではない
金なのだ
銀ではない
金なのだ
月曜日から働いてきたのにも関わらず
ランナーズハイのような
このなんか
まだイケる感じがする感じ。
まだイケるのだ
金なのだ
素晴らしい
あっちの金もとても嬉しそうにしている
何かうずうずしてるのか？
そうか、暴れたいのか
やはり、金と金はとても相性がいいらしい。
おっと、何を言ってるんだ俺は
落ち着け
まだ、金曜日ではないのだぞ
凄まじい
金曜日の力
金なのだ
週が始まったしょっぱな
「月」に飛ばされ
「火」にも炙られ
「水」にも溺れさせられた
「木」で追い打ちをかけられ
最後の一日を懸命に駆け抜ける
そして、
満身創痍ながらの
就業終わりの17時半
く、もうだめだ...
よく頑張った俺の体...
あ、あれ？
なんだ、これ
シューシューいいながら
き、傷が癒てやがる
そうか、
今日は金曜日か
金曜日か
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